7/5 ノベル風リプレイ②

こんばんは、きりんです。
昨日のコアラ君のブログに出てた、ジブリの展覧会、とても行きたいですね。なにが見られるんでしょうか。絵コンテとか?設定資料とか?模型とか?
全て絶対面白いですね。。。六本木の会場みたいですが、おそらくそこには一度行ったことがあります。スヌーピー展に連れて行かれました。たかがスヌーピー展と思ったそこの人、僕も全然興味無かったんですが、作者の部屋の再現とか、各種ギミックのおかげですごく楽しかったですよ。つーか最終日でめちゃ混みでした。


ノベルリプレイ書きます!
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六角館②

船に乗り込んで、全員の自己紹介が終わった。船内は以外と広く、立派なクルーザーといった感じだ。一番若い少年は乱歩君と言うらしい。彼は船内に入る前のボディチェックでエアガンを見つけられていた。これからリゾート地に行くというのに、なんでエアガンなんか持ち込んだのか、さっぱりわからない。
ボディチェックをする係員の黒服も、その場は笑ってごまかしていたが、あの場の空気が一瞬凍りついたことは確かだった。全員がびびった、というわけではなく、どう動いてくるかを見極めようとするような、緊張した空気だった。俺にとっては、ここにいる全員がただの一般人でないと確信するのに充分だった。


数週間前、俺の助手が、操作中に行方不明になった。大切な部下だった。探偵業をサポートしてくれる優秀な助手だった。
その事件を追っていると、どうやらこの旅行に関係者が紛れているらしいと分かった。見つけ次第、なんとしても、全てを吐かせてやると誓った。たとえ助手がもう帰ってこないのだとしても、全てを知ることが俺の義務で、俺の責任だ。


参加者は全部で6人。
少年が乱歩君。
プロレスラーのようなガタイのやつがボゴ。
若白髪の医者が白井。
料理人でさっぱりした感じのおっさん、黒田。
金髪碧眼の、どっかの執事が黄島。
そして俺、青山。


俺も自身の本職を隠してはいたが、奴らも全員が嘘をついている。自己紹介の全てが嘘だというわけではないだろうが、何か真実を話していない。全員が怪しい。俺はソファーから黄島の動きを盗み見ていた。


「青山さん、トランプでやるギャンブルって言ったら、やっぱりポーカーですか?」
と、不意に声をかけられた。そこには乱歩君が立っていた。目がキラキラしている。犬みたいだ。
「ああ、ポーカーもやるよ。乱歩君だったね、君も前金はもらったんだろう?勝負するかい?」
「僕は抽選当選者で、しかも学生ってことで小遣い稼ぎくらいしか貰ってないんですよ。確かボゴさん?が競馬が趣味って言ってたんで、ギャンブルが好きなのかもしれないですね。勝負するときは見学させてください。」
「小遣い稼ぎ分ってのは嘘だな?」
俺は人の嘘を見抜くことが得意だ。満面の笑みで人懐っこくはなしかけてきても、嘘をつく時はなにかしら体に出てしまう。こいつも、今回の旅行の前金として、すでに50万もらっていると確信した。
「おお、さすがにすぐバレちゃいますか……。いきなり嘘ついちゃってすみません。」
と乱歩君は申し訳なさそうな笑顔になる。試されたのかと思うと少し笑ってしまった。そのあと、5日間よろしくなんて会話をしたが、しかし、もし乱歩君が何か知っているのなら、俺は放っておけない。何をしてでも話を聞きだすだろう。いつの間にか拳に力が入っていた。


今回の旅行は、目的地も何も、一切知らされていないし、公開されてもいない。もし、俺たちがついた先で何か問題が起きたとしても、公になることはないのだろう。それくらい、この旅行については何もわからず、実態もつかめなかった。表向きは上流階級のリゾート地を謳っているが、そんなこと信じるわけがない。


そんな会話のうちに、船のスタッフが飲み物を用意してくれた。ボゴと白井が水、乱歩君がオレンジジュース、俺と黄島と黒田はアイスコーヒー。とりあえず乾杯をして、一口飲んだ。適当な軽食でももらおうかと思った。

 

が、気がつくとおれは真っ暗な部屋にいた。俺が起きたベッドのすぐそばの窓から月明かりが差し込んでいて、夜であることと、ここが旅館の一室のような部屋なのだとわかる。だいぶ眠ってしまったらしい。確認してみると、荷物も全て揃っている。きちんと整頓されていて、きみがわるい。おそらく薬を飲まされたのだろうが、情報規制の徹底ぶりを考えると、予想の範疇だった。
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続きます。
現在三郎君がシナリオ作ってくれてます。楽しみですね。
僕も思いついたものがあるので、作ってみようかと思ってるところです。
こないだはI君と2人でののセッションで、僕がKPをやりました。I君は僕の温情でなんとかロストせずに済みました。楽しかった。
このシナリオはテキストセッションでやっていたのですが、テキストでのロールプレイを会話になおすことが難しい……。精進します。
あと、ちゃんと構想練ってから書き始めないとダメですね。全然うまく進まない。頭ん中でもっと物語を動かさなくちゃいけないんだと思いました。徐々に書き直しつつ進めようと思います。

では、そんなかんじで。きりんでした、それでは。