8/6 りんご
こんばんは、きりんです。
地元の花火大会が終わりました。夏も終わっていきますかね。そろそろ暑すぎる。
今日は月刊新潮の発売日でした。舞城王太郎の新作が載っているので買ってきました。さてさて。
前作淵の王から、約一年ぶりとなる新作です。僕が知っている限りでは。
現在までの舞城の変遷を辿ると、出版順に、
初期舞城
↓
↓
中期舞城
↓
淵の王
↓
後期舞城(今作
な感じがしてます。まだ今作読んでないんですけどね…筆記試験の勉強してるので我慢してます。初期とか中期とか分けていますが、初期作品の「私たちは素晴らしい〜」や「好き好き大好き〜」から続く一連の「祈り」の物語、また「私たちは素晴らしい〜」「九十九十九」等から続くメタフィクション構造、「成雄」作品群から続くアイデンティティと意志の問題、これらの結晶が「淵の王」だと感じていたので、やりきっちゃったんじゃないの?と思ってました。
なので今回の新作がどういう風に今までの作品と組み合わさっていくのか、全くの新境地なのか、とても楽しみです。そして嬉しいです。夏はやっぱり裏切らないでくれる。
楽しみがあると頑張れる人もいますが、ぼくは気になって集中できなくなるタイプみたいです。
いずれ卒論バージョンアップ版をここに書きたいと思ってますが、分量が膨大になりそうなので踏み出せない。
きりんでした、それでは。