8月3日 しょく

こんばんは。コアラです。

最近職について食欲が止まらなくて食う量は増えるし、いつまででも食ってられるせいで前職に居た頃から10kg太りました。ショックです。三国志劉備がいたのは蜀です。
そんな僕は今でこそ食べられない食べ物といったら梅干しくらいで、その他の食べ物は大概食えますが昔は食わず嫌いなども含め食べられない物が結構ありました。
いくら、ウニ、レバー、茄子、春菊などたくさんありました。
大概は大人になるにつれて味覚が変わったのか食べれるようになっていきました。

その中でも特に食べられるようになった瞬間を鮮明に覚えているのが、いくらとウニです。
今考えると不思議で、二つとも大好きでなんで食べられなかったのだろうと思います。

まずいくらが食べられるようになったのは確か小学生の時、父親築地市場によく出入りする営業マンだったこともあり、仕事終わりに築地のすし好という、ちょっとお高めのチェーン店の回らない寿司屋さんに連れて行ってもらったときです。
それまではいくらの噛んだときの臭みやらが気に入らなく嫌いでした。
しかしそこでは臭みが少なく噛んだときのはじけ具合が程よくて、いくらもしょっぱく程よい塩分で非常に美味しかったためそこから食べれるようになったわけです。

続いてウニもあの磯臭さや、あの食感とかが苦手でした。しかしそれは大学生の時に友人の三郎君とボノボ君で家の近くの銚子丸というお高めの回る寿司屋さんに行ったときです。
その日は3人分を三郎君が奢ってくれるということで何も気にせずバクバク食っていたときに、お勧めのボードに北海道産上ウニと書かれており、ボノボ君が頼んでいたのを見て、奢りだし食べてみようと頼んだのがきっかけでした。
食べてみると、臭みがなく甘味すら感じ、あの触感もクリーミーだと思えるほど美味しかった思い出があります。
あまりの美味しさに2人で、一皿500円するにも関わらず更にもう一皿頼んでしまいました。
ただウニは今でもいいものじゃないと、食べませんが、それでも美味しく食べられるようになったのは成長です。
三郎君あの時はご馳走さまでした。
3人で16000円ほどで彼のバイトの初任給でご馳走してもらいました。
もう一度言います。
三郎君あの時はご馳走さまでした。

嫌いなものでも、一度良いところで美味しいものを食べると全く価値観が変わるし、舌も肥えます。
ただ良いものばかりしか食べていなくても舌は肥えないの 美味しくないものも食べることは大事です。比較できないと何がどう美味しいかわからないし、視野も狭まるからです。
店という考えになると、味だけじゃ、優劣はつけがたいがお洒落な店、綺麗な店=良い店とも限らないのでネットの情報だけじゃ信用出来ない。 
だからこそ、まず店構えだけで何も調べずに入ることもある。そこでうまい店だと発掘したとおもえて嬉しい。
だから食は楽しいしやめられない。

話が若干それました。

とにかく、三郎君あの時はご馳走さまでした。


コアラ